2024/8/29

Technology



腕が引き出すマシンの力

鴨田精機は、横型マシニングセンタをメインに、縦型と組み合わせて使っています。横型の特徴は、回転式のテーブルにワークを設置し、これを回すことで連続して4面の加工ができること。
縦型は1面毎に設置し直す必要があり、単純計算しても4倍の手間が掛かります。これが横型なら1/4。しかし工程は複雑になり、操作の難易度は上がります。まさに腕の見せ所です。

独自の治具で効率アップ

単品加工では、扱うワークは業務ごとに変わります。形はもちろん、素材も違えば、加工の種類も異なります。これらを踏まえて、最適な工具・治具の選択をし、加工ルートと速度を設定します。
ここで活躍するのが、弊社独自の工具・治具。中には国内でここにしかないものもあります。ここでの発想が腕の見せ所。エンジニア同士で協力しながら、最適解を求めます。

全工程で高速化

もう一つ大事なのが、ベースとなるワークの制作。ここは協力業者さんの腕がものを言います。普段からしっかりコミュニケーションを取りながら、私たちのやり方をよく理解してくださる先にお願いしています。
私たちはワークをお願いする段階で、次の加工での効率化を織り込みます。ワークの製作からコントロールすることで、品質と効率をトータルで高めているのです。

ホームへ先頭へ前へ戻る